ダナンとは、ベトナムの中部重要経済地域の中心都市。中央直轄市のひとつ。(ベトナム語:Đà Nẵng、漢字:沱灢)。ベトナムの主要な港湾都市であり、東西経済回廊の東の玄関口である。
ダナンの工業団地
| 工業団地名 | 面積(ha) | 進出日系企業 | 備考 |
| Da Nang IZ | 50 | | マレーシア系 |
| Lien Chieu IZ | 374 | | |
| Hoa Khanh IZ | 572 | | |
| Hoa Cam IZ | 137 | | |
ダナン市の概要
- 人口 79万9,400人
- 労働人口 40万 0,978人(05年)
- 行政区:7市区
- 総面積 1,256㎢
- GDP成長率 12.2% (06年)
- 1人当たりGDP(現行価格) 950米ドル(05年)
- 工業・建設業生産額 9兆1188億ドン
- 農林水産業生産額 6457億ドン
- サービス・製品販売総額 38兆3000億ドン
- 外国人投資実績 16件、3.64億米ドル(認可ベース)
- 駐在員事務所、支店数 114カ所(05年末累計、認可ベース)
- 貧困比率 0.13%(04年)
- 輸出/輸入 6.15億米ドル/6.3億米ドル
- 観光客数 77万4,000人
- 外国人観光客数 25万7,742人
- 在ダナン邦人:70人
- 年間邦人観光客:3万人
- 在ダナン日系企業:13社
(2006年現在)
分野別外国投資
| 分野 | 件数 | 投資総額(米ドル) | 比率(%) |
| 工業・建設 | 62 | 4億6972万9961ドル | 49.95 |
| 観光・サービス業 | 24 | 4億5231万3533ドル | 48.10 |
| 農林水産業 | 7 | 1827万6000ドル | 1.94 |
| 合計 | 93 | 9億4031万9494ドル | 100.00 |
ダナン港
深さ12メートルの深水港。2000TEU程度の中型船が入港可能であり、最新のガントリー・クレーンも装備されている。ただ、ガントリー・クレーンは1基しかなく、これが故障した際に船が寄港しても荷物を降ろせないことから、なかなか国際定期航路就航に踏み切る海運会社が現れない。
ダナン市の政策目標
- 産業とサービスの比率を高め、製品の高度化を加速させるよう経済と労働構造を変化させる。
- 運輸、金融、保険、通信、コンサルタント業、技術移転を含む優位性の高いサービスの急速な発展を目指す。2010年までにダナン市の主要産業として観光業を発展させる。
- 国際的な経済統合においてイニシアティブをとり統合を加速化する。外国企業の経済活動の効率性を改善する。外国投資を誘致する開かれたメカニズムと好ましい環境を創出する。ODA資金の導入を増加させる。資本、技術とりわけ高度技術を誘致するのと同時に、貿易取扱高の増加に好ましい条件を創出する。
- 平等化を進め、民間経済セクターと共同体を発展させる。
- 教育・訓練の質を高め、貧困緩和を進め、生活水準の向上を図る。
- 健康指数の改善を図る。進んだ文化の開発を図り、社会悪の効果的な削減を目指す。新規雇用を創出し、失業率を低下させる。
- 行政システムの広範な改善を推進し、行政機関と市民及び企業との対話を強化する。
ダナンの歴史
16世紀には広南政権の首府フエの外港はホイアンであり、ダナンは小漁村に過ぎなかった。 しかし、18世紀になると河口にあるホイアン港が砂の堆積によって次第に使用できなくなったため、ダナンが港として成長し始めた。
1835年、阮朝の明命帝は全ての欧州船にダナンに入港するよう勅令を発したため、ダナンがベトナム中部最大の港となった。
1889年、フランスのインドシナ総督府はダナンをクアンナム省から切り離し、トゥーランと命名して、総督直轄地とした。
20世紀始めのトゥーランはインフラストラクチャーが整備されて、食品加工業や造船業が発達し、ハイフォンやサイゴンと並んでベトナムの主要貿易港となった。
1965年3月、アメリカ海兵隊が上陸して、大規模な米軍基地を建設し、1967年には中央直轄市となった。
1968年の旧正月に南ベトナム解放民族戦線がダナン駐留米軍に大攻勢をかけたテト攻勢はベトナム戦争の激戦の一つである。ダナンには空港、港湾、倉庫、銀行、工場などが次々に建設され、大規模な産業都市に発展する。ベトナム戦争後、ダナンはクアンナム省と合併して「クアンナム=ダナン省」となったが、1996年7月6日には再びクアンナム省から分離して中央直轄市となり、現在に至る。
交通
空路
空路国内便
鉄道
姉妹港
関連項目
参照サイト