ドイモイ(ベトナム語:Đổi mới、「刷新」の意)は、1986年のベトナム共産党・第六回大会で提起されたスローガンであり、主に経済(価格の自由化、国際分業型産業構造、生産性の向上)、社会思想面で新方向への転換を目指すものである。

ドイモイ政策の概要

市場メカニズムや対外開放政策が導入され、経済面では大きな成果をあげてきた。ただ、共産党一党支配体制は堅持されている。 切り離せないのは、「社会主義指向型発展」の理念である。ドイモイの思想分野の一部で、民富や強国・民主・文明社会を掲げて発展するという理念。これは中国が目指す「2050年、文明社会主義国」の系譜を辿っているという見解もある。 どちらにしても、社会主義国の官から民へ経済思考がシフトしている。

失速と再加速

1997年にタイを起因としたアジア通貨危機が発生した。ベトナム経済は未熟で直接的な影響は最小限にとどめたが、間接的影響として、ベトナム進出外資企業の撤回が進み、ドイモイ政策は失速を余儀なくされた。しかし、2007年のWTO加盟へのプロセスが本格化したため、再度、ベトナム国外からの企業進出が加速が進んでいる。


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